減煙法とは?
禁煙のやり方には、少しずつタバコの本数を減らしていく減煙法と、
きっぱりとタバコをやめる断煙法があります。
喫煙をしていない人にとっては減煙法はいさぎよくない、
情けないイメージかもしれませんね。
しかしニコチンの禁断症状はとてもつらいもので、
減煙法で1日に吸うタバコの本数をある程度減らしておくことで
禁煙がしやすいと言われています。
タバコの本数を減らそうと思っていても、
喫煙は身についてしまっている行為ですから
無意識のうちに吸ってしまうことはよくあることです。
禁煙を成功させるための減煙法だということを忘れずに、
「タバコをやめるんだ」と自分に言い聞かせることが大切です。
ダイエットとよく似ているのですが、
タバコを吸うたびに「自分はなぜ今タバコを吸うのか」を
考えてみましょう。
ニコチンがきれてイライラして落ち着かないのか、
それとも時間があって手持ちぶたさで吸うのか…
それを見極めて、まずは我慢できない時にだけ吸うようにしてみましょう。
そして減煙法の一番重要なことは、
最終的に禁煙をする日にちを決めておくと言うことです。
具体的に目標をたてておかないと、
少し本数が減っただけで前に進まないということになりかねません。
減煙法を始めたら、できればタバコを吸った時間や
タイミングなどをチェックしておくことがおすすめです。
実は自分はタバコを吸わなくても
案外我慢して過ごせるものだとわかると
禁煙は簡単になりますし、
逆に禁煙をする自信が失せる人もいるかもしれません。
その場合は減煙法だけでなく他の禁煙方法も取り入れながら、
禁煙のメリットを忘れないようにしましょう。
失敗を恐れていて禁煙を始めないよりも、
挫折したとしても実行する方がうんと前進できますよ。
もしも挫折しても、その経験を生かして
また禁煙を始めればよいのです。
禁煙は減煙法に限らずどの方法でも
ニコチンの禁断症状と闘わなくてはなりません。
挫折しそうになった時は、なぜ禁煙しようと思ったのかを思い出してみましょう。