禁煙外来とは?
禁煙を真剣に考えている人には
禁煙外来のお世話になるという方法もあります。
2008年から特定検診・特定保健指導が導入され、
喫煙は動脈硬化の原因だけでなくメタボリックシンドロームや
糖尿病になる確率が高いという理由で
禁煙を取り扱う病院がさらに増える見込みです。
禁煙には色々な方法がありますが、
禁煙外来ではどのようなことを行うのでしょうか。
禁煙外来では、いくつかの条件をクリアした人のみが
治療を受けることができます。
まず基本として本人が強く禁煙を望み
禁煙外来に来ているということです。
禁煙外来では、どれくらいニコチンに依存しているか
テストを実施しています。
また、喫煙年数や一日のタバコの本数などから数値を割り出して
治療の指針としています。
一定の数値を超えている人は
治療についての文章を読み、承諾して初めて
禁煙治療が始まっていきます。
ですから中途半端な気持ちではなく
本当に禁煙をしたいという人や
ある程度費用がかかってもかまわないので確実に禁煙したい、
自分の力だけでは禁煙できない、
といった人にはぴったりの禁煙方法です。
禁煙外来の治療には5回まで保険が適用されますが、
それ以降は保険適用外となります。
ニコチンパッチやガムなど、飲み薬などを利用して
治療を行うのですが、量などについてはその人その人の
ニコチン依存度によって違います。
禁煙外来にかかっているとはいえ、
自分の意思が最も左右しますから
家庭や職場で誘惑に負けないようにしましょう。
病院はサポートするだけであって、
どんな方法で禁煙するとしても戦うのは自分自身です。
禁煙を禁煙外来で行う場合は、
その病院で同じような人と出会う可能性もありますから
辛いのは自分だけではないと
励みになるのではないでしょうか。
またイライラするなど禁断症状もあるかと思いますが、
できるだけリラックスできるように工夫しストレス解消法を探しましょう。