禁煙ワクチンで禁煙
禁煙を目的としたワクチンがあるのをご存知でしょうか。
禁煙にはニコチンパッチや禁煙パイプ、
ニコチンガムなど様々な補助グッズがありますが、
結局は自分の意思が一番大きく影響するため、
ほとんどの人がなかなか禁煙に成功できないようです。
ニコチンの禁断症状によって想像以上に禁煙は難しく、
またその難しさは喫煙をしていない人には
到底わからないことです。
ニコチンの禁断症状や依存を解消してくれる薬があったら
どんなに良いだろうと、
考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
ワクチンと言うとインフルエンザとか
赤ちゃんの時に打つ三種混合などの
予防注射をイメージしますよね。
今アメリカで開発研究が行われている
禁煙ワクチンについて、少し紹介させて頂きます。
禁煙ワクチンを接種しておくと、
タバコを吸っても脳にニコチンがいかず
快感を得られないようになるのだとか。
ですから禁煙をしていて、
ついつい誘惑に負けてタバコを吸っても
以前のような満足感は得られず、
タバコが必要ない身体になるのだそうです。
しかし、タバコに対する依頼心が強い人は、
禁煙ワクチンと並行して禁煙ガムや
パッチを利用するという方法が効果的だと言われています。
最初に禁煙ワクチンを受け、2か月ほど代替法で
気を紛らわせ、再びワクチンを接種します。
それからは代替法はなしで禁煙ワクチンのみの禁煙法で過ごしましょう。
禁煙が成功したら1年後位にまた
禁煙ワクチンを受けておくと良いそうですよ。
また、今のところ喫煙をしていないという人にも
この禁煙ワクチンはパワーを発揮します。
誰でも初めてのタバコは好奇心から吸ってみたのだと思います。
最初から美味しく感じたという人は
少ないのではないでしょうか。
ニコチンの禁断症状から吸い続けるハメになったはずです。
禁煙ワクチンを接種しておくと、タバコを吸っても
ニコチン中毒にならないため、
また吸わなくてはならない理由がなくなります。
いわゆる“喫煙予防”ができるというわけです。
禁煙ワクチンは頭痛や倦怠感などの副作用が
みられるケースもあるそうなので、よく納得してから利用するようにしましょう。