タバコの有害性を知る
禁煙したいと思う人が年々増えてきており、
日本全体でも喫煙者が減少してきています。
しかし何度禁煙に挑戦してもなかなか成功しないという人も多く、
例えタバコが値上がりしても絶対にやめない、と豪語する人もいます。
禁煙には色々なサポートグッズがありますが、
まずは自分自身が本気でタバコをやめたいと思うことが大切です。
気持ちが揺らいでいる間は、たとえ禁煙に挑戦しても
挫折してしまうのではないでしょうか。
喫煙者のほとんどは喫煙が健康に非常に悪影響を及ぼすことを
知っていると思います。
タバコのパッケージにはそうしたメッセージが記載されていますし、
最近は健康に関する情報がどこででも目にしたり聞こえてきますからね。
タバコのリスクをしっかりと知り、
今後も喫煙を続けていくとどうなるのか、
自分だけでなく家族や周りの人のことも考えてみませんか。
タバコには発がん物質数十種類含まれており、
吸い続けた年数や、毎日の喫煙本数が多いほど、
がんのリスクが高くなります。
また若いうちからタバコを吸い始めると
同じようにリスクを高めると言われています。
がんの予防には禁煙が最も重要だと言われています。
また肺炎など呼吸器関連の病気を引き起こしやすいので注意が必要です。
そして喫煙している本人だけでなく、
他人が吸っているタバコの煙による受動喫煙も
健康に被害を及ぼすことが知られています。
副流煙には発がん物質などの化学物質が含まれているのです。
気管支炎を発症する子供の場合、
母親が喫煙者だというケースが非喫煙者の子よりも
約3倍も多く、夫婦間でも配偶者が喫煙者だと
副流煙による肺がんのリスクが高まると言われています。
自分のためだけならば挫折しがちな禁煙ですが、
家族や大切な人のためなら禁断症状も
乗り越えられるのではないでしょうか。